ロンChanとダラダクラピ

子宮体癌で子宮および卵巣を摘出をしました。開腹手術の体験記を中心に、日々の感想を。

子宮体癌 入院前までの経過(後半) 7週前~入院直前

時期の記述は手術日を基点にしています。

このページのもくじ

 

入院前までの経過(前半) 3年前~2ヶ月前半 の目次

7週前:大学病院での初診・手術日の決定

  • 病院を決めた後も紹介状は即時は出せない・パートの都合・祭日も挟んでいた・日本婦人科腫瘍学会 専門医の先生の出勤する曜日などの兼ね合いもあってクリニックでの癌告知から8日後となる7週前
    紹介状を持って大学病院に行く。この時は初診だけは予約制じゃなかったので4時間ぐらい待たされた。
  • 受診・内診時改めて子宮体部の検査と組織を取られる。(要ナプキンだが前回の再検査ほどの出血量じゃなかった。紹介状と一緒に組織?も持って行ったのでもう一回組織を取る検査されると思って無かった)
  • 看護師さんも「口を開けて深呼吸して~」と言ってくれたのもあったし子宮口を挟むのが無かったのでまぁ耐えられる痛みだった。腺癌が検出された状態での初診なので話は早く、手術日を決定。各種術前検査の予約を入れられて採血をして帰る
  • 手術予定日が思ったより先になった事に驚いた顔をしたら「この辺の病院はどこに行ってもこのぐらい」と言われる。後日調べると世間的には2週間から2ヶ月ぐらい幅があるようだ
  • 手術まで運動も「命の母」も豆乳も別に続けて良く、普通に生活していて下さいとのことだったが、なんとなく「命の母」は術後しばらくまでお休みにした
  • この頃から尿漏れ防止の骨盤底筋トレーニングも毎日やりだしたかも。1日1分もやってないけど、退院後もずっと続けている。効果はある
  • ちょっとテンションは下がっているし、運動するとリンパも流れてガンが広がってしまうのではという思いこみのような物もあり、スポーツクラブは続けているが頻度は少なめに。リンパを刺激するようなプログラムが含まれていたヨガクラスだけは行くのを辞めた
  • クリニックでの検査後もそうだったけど、検査後の出血が落ち着いた後しばらくは、オリモノが減る。このころは、排卵日前後みたいなやや粘着質なものが少量

 

6週前:手術前提の各種検査

首下CT(造影剤あり)・骨盤MRI(造影剤無し)・胸部レントゲン・腹部レントゲン・肺機能・心電図・尿検査

上記を1日で。CTだけは血液検査後じゃないと予約の割り込みも入れられないということで、CTだけ当日予約。

検査前は大学病院の方の検査でも腺癌が検出されたという事を聞いたぐらい。

一通り終わった後は改めて問診というよりは家族説明の日の予約ぐらいで、当日は内診は無し。
CTはついでに頭からの全身やって欲しかったのだけど、言えばやってもらえたのだろうか。婦人科主治医の先生はなんだか話しにくいタイプだったので、言えずじまいだったけど。

MRIは事前に、CTは当日同意書を渡されてリスクについて、すこーしだけビビっていたけど、初めての体験なのでワクワクもちょっぴりあり。
MRIはナースコールみたいのを握りしめ20分程度、ついでに左手にも力が入っていて終了後は両手がこわばっていた。

今振り返ればこの日から指のこわばりがあった。特に朝のこわばりが顕著だったが、ずっとという訳でもなく、この頃入院もきっかけにスマホも一回り大きな物に変えていた事もあり、それが原因かと思ったり。

結局指のこわばりについては、時々だけど退院後も継続している。更年期でも関節に影響あるらしいから、何が原因だかわからない。子宮癌だった人はホルモン療法しない事の方が多いようなので、様子見だろうけど。

 

この頃、入院に向けて??掃除機もリニューアル。せっかく届いたダイソンV8もすぐに開梱する気にならないほど落ちこんでいたというか気力が下がっていた。

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4週前:手術前の本人と家族への説明

  • MRIやCTの画像も見える状態にして軽く説明してくれたが、目で見える転移はなさそう。子宮体部にも、病巣らしい病巣も見えずやっぱり初期っぽい
  • この日も内診は無し
  • 「ステージは現時点ではわからない、治療の方針も手術後だ」とのこと。(後でやっぱり3となると揉めるからなのか)術前ステージは伝えない方針のようだ
  • 同日に同意書用紙を渡されたり、荷物リストや案内が書かれている入院の汎用説明の冊子をもらったり、入院の正式な申込み等

  • どんなに小さくても卵巣やリンパ等にもガン組織が見つかったらいきなりステージ3だから油断もできないと思いつつ、以降入院まで病院に行く事はなくなる。この期間に心変わりする人とかいそうだ
  • 初期っぽい事がわかり、気持ちもやや安定し
    本やネットで情報収集するうちに、「入院は体力が落ちるので、たとえ1週間前からでも、歩くだけでも体力増強した方が良い・免疫にも良い」というのを見て、運動を少し増やす

 

2週前:手術に向けて体力づくり

母から「手術日が決まっているのだから、その前に風邪などひかないようにした方がいい。そんな旅行やスポーツクラブに行って風邪を拾ってしまうのでは無いのか心配だ」と言われた。引きこもってネットばかりして、どんよりしているのも精神的にも良くないし。軽い運動は続けた。

さらに今のウチに行っておきたい所へと、日帰り旅行に。
いろいろ本を読んで、しばらくは刺激の強い物や消化の悪い物は食べられなくなるかもと、ピザを食べたりカレーを食べたり。

そのせいなのか、ストレスなのか胃腸あたりがチクチク痛む日も。

 

2~4週前辺りは

  • 少量粘着質のおりものは続いていて、黄色・茶色(血が混ざっている)の日もあったが基本的には透明系
  • 術後しばらくは重たいもの持てないので、お米や飲み物ストックなども今のうちに
  • 歯医者(入院説明でも行くように書いてあった)
  • 美容院
    抗がん剤治療にはならない!と信じて(いざとなったらもう一度切ればいいと)ショートカットにはしなかったが、乾かしやすいようにたくさん梳いてもらった
  • このころから、無駄かもしれないが気休め程度に免疫等に気を付けてみたり温めてみたりといろいろ読んで迷走してたというか
    ・気になっていたヨモギ温座パッドを今さらだけど試してみる
    ・12分程度だけどサウナ
    ・シャワーばかりだったのを湯舟にも入るように
    ブドウ糖(が入っているジュース)は控えめに(断った訳では無い)

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1週前:もうすぐ手術なのに風邪をひく

人生初めての入院。入院グッズの荷造りは旅行の準備に似ている。
そして忠告されていたのに、風邪をひく。幸い入院直前には熱が下がったが、

今の内に「あれをしておこう」「これも食べておこう」の一部が出来なかったのが心残り。特に退院後すぐは無理なので、もうちょっとマジメに掃除しておけば良かった。

入院前々日ぐらいに足の爪を切る。退院後しばらくはお腹を曲げる姿勢がつらいから切っておいて良かった。

 

おりものは引き続きあり。やや黄色の日が増えた。

軟便は入院日までずっと続いた。手術後は便秘がちの人が多いので、いっそ軟便のままでいいやと開き直っていた
(結局退院後は、便秘にはならなかったもののやや固や普通~軟といろいろで、何ヶ月か続いた軟便シーズンが戻ることはなかった)

 

入院に伴う家族(夫)のお休み日数

結局下記の通り5日間 有給または 半休をとってもらった

  • 入院前の家族説明①(1ヶ月前)
  • 入院時の荷物運び②麻酔医等の説明(いなくても平気そう?)
  • 入院中の洗濯物やタオルの追加などは平日は夜の面会時間に
    (猫が心配で毎日は来ないでもらった。タオルと寝間着はレンタルしたが、それでも少し洗濯物があった)
  • 手術当日の立ち会い③手術中摘出部分を見せられたり説明を聞く
  • 退院日の支払いと荷物運び④
    外来は現金のみでも入院代はカード払いできる病院でしたが
    (入院中にはカードや大量の現金といった貴重品をもっておらず、腹圧がかけられないのでタクシーまで・タクシーから玄関まで荷物を運ぶのも難しいから必要)

 

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入院直前には
入院代もカードで払えるならポイントがたくさん付くよね!!
みたいに開き直ってました

 

  • 病理検査の結果を聞く日⑤(退院後最初の外来)も、来てもらった。ここも必須では無い
    (リンパ転移ありましたとか言われたら心が耐えられないかもしれないけど頑張ろうと勝手に思っていた所に、一緒に行こうかと言ってもらえたので)